BURN UP SCRAMBLE
治安が悪化した近未来、少数精鋭の警官隊・対特殊犯罪チーム『ウォーリアーズ』三人の捕物帖。
近未来として、2023年の東京を舞台に描かれた約20年前の作品。
2000年前後は世紀の変わり目で、ノストラダムスの大予言を筆頭に世紀末や新世紀の話題がメディアで多く取り上げられて、アニメに限らず様々な作品が作られていたけど、この作品もその中のひとつ。
当時からしたら20年後の未来ってまだまだ遠い未知の世界で、想像するとワクワクしたっけね。
その世界が今まさに来てるから面白い。
予知的なものもあれば、夢のような世界を描いているものもあったりして、創作の可能性は人それぞれ無限大だったんだなって思うと、創作者は作品を創るのがきっと楽しかっただろうなぁ。
こうやってリアルな世界になって答え合わせ感覚で観ると、当時の世界背景も一緒に思い返すことができて、ストーリーとは違った面白さがあってすごく興味深い。
今では定番となっている作画や展開などの基盤もすでに出来上がっていて、オリジナル感溢れるクオリティの高い作品が多いことにも感心しまくり。
今回はBURN UP SCRAMBLEというタイトルで書いたけど、他にも同じように近未来として現代を描いている作品はたくさんあるので、随所に詰め込まれている作者さんの夢を見つけながら観てみたいな。
この作品に関して何も触れていないので少しだけ。
コメディタッチにちょっぴりエッチに進んでいくけど、残り数話で空気感がガラッと変わり、最後はシリアスな内容に…。
しっかりと練られた物語ですごくカッコよくて面白いです。
観ているうちに作画のレトロ感を忘れちゃう、ストーリーがしっかりとしたクオリティの高い逸品です!
↓視聴はこちら(アマプラ)
(以前は今よりも規制が緩くて、不自然な光の線が入らなくていいね笑)
↓中骨の近未来手仕事