絶園のテンペスト
正気と狂気、理性と知性、自信と確信、破壊と再生、『はじまりの樹』と『絶園の樹』。
すべての物事が対を成す、この世の理がテーマの物語。
『一度は何かを失ったようにみえた者たちが、集まって、何かを手に入れた物語』
『はじまりは終わり、終わりははじまり。では、あらためてはじめましょう。それぞれが作る、それぞれの物語を』
作中の印象に残ったこれらのセリフがこの作品を語っています。
『虚構推理』作者さんの作品です。
虚構推理と同じような推理要素が含まれているけど、前半は壮大なストーリー中心、後半にはラブコメ要素やタイムリープ要素もあったりと、幅広い層が楽しめるまったくの別作品に仕上がっています。
魔法や世界の命運をかけて…という現実離れした設定だけど、現実とリンクさせる部分も挟む上手なストーリー展開で、1作品とは思えない、いくつかのジャンルを観たような感じでした。
納得のいく綺麗なエンディング、先が読めそうで読めない面白さは流石のひと言!
一部の評価はなぜか低めだけど、中骨的には好印象、大好きな逸品です。
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↓中骨の理